先日、お友達と山と川へ遊びに行って〇〇農園に寄ってきました。
おもてなしが手作りこんにゃくときゅうり、手作りこんにゃく、すごく美味しかったです。
朝取りきゅうりも、新鮮で湧き水で冷やされていて、シャキシャキ、丸かじりしました。
そこで、クロモジとキハダをおすそ分けしてもらい初めて薬草に挑戦します。
おにやんま君を皆さん帽子に付けていました
お友達がオニヤンマ君を帽子につけていて、初めて虫よけになることを知りました。
トンボの王様オニヤンマは、小さな虫を捕食するので怖がって近寄らないらしく
黄色と黒の模様が、効果があるようです。
殺虫剤と違って、人間の体に安心して使えて、蚊とか蜂を寄せ付けないならぜひ、
身に付けたいですよね。
今回、暑さが続いてて、残念ながら虫がいなかったので効果は確認できませんでしたが
オニヤンマ君が可愛くて、帰ってきてからすぐ注文してしまいました。
クロモジの活用方法
クロモジって何?
黒文字は、クスノキ科の落葉低木で山に行けば自生しているそうです。
春には黄色い小さな花が咲き、秋には黒くて丸い実を付けます。
クロモジは、とてもいい香りがします。
和菓子についてくる樹皮(香りの成分が含まれている)を残した高級楊枝に使われています。
一度は目にしたことがあると思います。
幹と枝は、乾燥させると生薬のウショウになるということ。
クロモジの樹皮の黒い斑点が黒い文字のように見えることからクロモジというそうです。
クロモジの効能
1⃣根皮には、胃腸の働きをよくして整える効能
2⃣幹と枝は生薬ウショウとなり高まった神経を鎮める作用があります。
3⃣枝と葉は刻んで入浴剤にすると皮膚の炎症、皮膚病、関節症、特に皮膚のトラブルに効果が
あるそうです。冷え性にも効果があるようです。
4⃣枝と葉を煎じて飲むと抗炎症作用の成分があり胃腸のバランスを整え、のどの炎症を抑え、
疲労回復や風邪予防にも期待ができるそうです。
今回は、この枝と葉があるので和のハーブティーを作ってみました。
クロモジの枝と葉の処理の仕方
ほぼ完成状態の乾燥クロモジですが、汚れとか気になったので葉と枝を分けて水で洗い
乾燥させました。
少し太い枝は高級楊枝と思って、別にしましたが、枝の方が香ばしいお茶になります。
クロモジの飲み方
枝葉のお茶:やかんに水500CCと乾燥した枝葉4gを入れ弱火で10分から15分煮出す。
茶色で、漢方薬のようなお茶で、私には、飲みにくかったのです。
枝のお茶:やかんに1Lの水と8gの枝を割ったものを入れ中火から沸騰して弱火で10分煮込みました
色は薄いピンクで、もう少し煮込むと赤色になるそうです。
これは、香ばしい紅茶(和ハーブティ)で香りもよく美味しいです。
枝を使うので神経を鎮める作用、つまりリラックス効果が期待できるわけですね。
キハダの活用方法
キハダって何?
日本でも自生するミカン科の落葉高木で、このキハダの樹皮から外側のコルク層を剥ぎ取り、
乾燥させたものが生薬「黄柏」(オウバク)となります。
キハダは、内皮が鮮やかな黄色い肌であることが名前の由縁です。
キハダの葉には、柑橘系の芳香があるのでアゲハ蝶が好んで飛来するそうです。
(アゲハ蝶の幼虫は、レモンの木の葉とイタリアンパセリの葉は、全部食べてしまいます。
可愛いけど少し嫌だな)
キハダは染料としても利用され、キハダを使って染めたものは、防虫効果があると言われ「黄はだ色」
とよばれる鮮やかな黄色の染料になるそうです。
防虫効果があることから、日本でも経文用紙として黄色の紙が使われていたそうです。
キハダは、収穫時期は梅雨明け後の夏の土用の時期限定です。
水気が多くの水分を含んでいるため外皮と内皮の分離しやすいからです。
キハダの効能
黄柏は、苦みが強く噛むと粘り気があります。
健胃整腸剤、下痢止めとして広く用いられています。
また、百草丸、正露丸などの原料の一つです。
外用薬としては、内皮の粉末に酢を加えて練ったものを打撲に用い、煎じ液を眼病の際の洗眼の用いたそうです。
キハダの処理
元々、乾燥してたものを頂いたので、外側の汚れをおとすため洗って乾燥しました。
お友達は、この黄色くなった水を使って、エプロン等を黄色に染めていました。
むらなくきれいな仕上がりです。
キハダの煎じ方
キハダ2~3gを水600ccに入れ、沸騰したら中火~弱火で水が半分になるくらい(30分)まで煎じる。
これが1日分で、茶こしでこしたものを2~3回に分けて飲む。下記を参考にさせて頂きました。
私は、キハダの黄色いところを舐めて、味が無くなったら吐き出すと教わりました。